顧問

顧問契約というと、とりあえず結んでおけば顧問弁護士がなんとかしてくれると考えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。一般的に、案件において顧問弁護士が一生懸命やってくれるから勝訴率が上がるということを認める弁護士は多くないと思います。

ではなんのために顧問弁護士は存在するのでしょうか。私が自分自身に顧問弁護士としての存在価値を一番見いだせた部分は、紛争になる種火の段階から火を消すことができたことです。「契約書の内容が不利で後に多大な損害を被った」「」「犯罪を犯した社員を解雇したが不当解雇になり多大な損害を被った」等々顧問弁護士がいれば簡単に回避できたことが多々あります。人間が社会で行動する際には常に種火がそこにはあがっているものでしょう。種火を予め消す、そのような観点から顧問契約を利用して頂くよう受け身ではなく積極的に経営に関わる顧問契約を推奨しております。

また、一般的に顧問契約を締結していても電話で相談したにも関わらず事務局が出て弁護士とつながりづらいという不満もよく聞きます。依頼者としては問題についてすぐに相談できるという点に重きを置いている方もいらっしゃると思います。この点私は必ず私が直接依頼者とつながる体制をとっておりますので、対応の迅速性という点においてもご満足いただけると確信しております。

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