夫婦・家族関係

面会交流の奥義

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現在の日本では離婚後子どもは一方の親のもとに住むケースが多い。離婚後も夫婦が仲よくしており、子どもも自由に両親のもとを行き来しているケースは短い人生経験ではありますが今のところ私は見たことはありません。そうすると子どもと一緒に住んでいない方の親が子どもと会う機会は基本的には面会交流をする他ないことになります連れ去り等により子どもを誘拐され、月に一回程度の面会交流しか自分には子どもと会う機会はないのかと悲嘆にくれている親御さんは本当に多いです。自殺してしまうのではないかという程に憔悴されている方も多くいます。裁判官も弁護士も誰も自分を助けてくれない、正義なんてない、自殺しようと考えられているのももっともであると思います。しかし、私も連れ去りの被害を二歳の時に受けた体験から自信をもっていえることは、親として面会交流を利用し適切に子どもに愛情を注ぎ続けていれば絶対に子どもはあなたの方を向いてくれます。以下面会交流の際に意識して頂きたい点を記載しますので、連れ去りの被害にあわれたかた、或いは周りにそのような方がいらっしゃいましたら是非ご一読頂くよう促して頂きたく存じます。また、連れ去った方の親御さんが周りにいらっしゃる場合も是非ご一読頂くよう促して頂きたく存じます。

➀養育費はきっちり期限までに支払う
養育費の支払いは極めて重要です。お金の価値がわかる年になってから子どもが養育費の支払いがあったことを知ったのか否かではあなたへの愛着は全く異なるものとなるでしょう。
また「期限までに」というのも大事なことです。もし期限までに支払わなかったら同居親があなたの悪口を言うきっかけを与えてしまいます。同居親の中には子どもにあなたが悪であると洗脳しようとする方もかなり多くいらっしゃいますので絶対に悪口を言わせる口実を作らなせないようにしてください。その悪口が虚偽であった場合、子どもは絶対にいつかわかるときがきます。

②面会の際は同居親の悪口を言わない
あなたに何の非もない場合連れ去った同居親の悪口を子どもに言いたくなる気持ちは痛いほどわかります。しかし、こらえましょう。同居親は連れ去った口実をつくるためあなたが一方的に悪かったと子どもに言っているケースがほとんどです。子どもが小さい頃は騙せるかもしれませんが、残念ながら子どもが物心ついた頃にはそれまでの子どもへの接っし方からどちらが悪いかは何となくわかります。中学生、高校性になる頃には原因をしっかり理解することでしょう。その時に子どもがどのように判断するかと言いますと一方的に相手の悪口を言っている方に不信感をもちます。あなたが悪口を言わず継続して養育費を支払い、面会交流を続けていれば絶対にあなたの方を向きます。私の知り合いで、元夫が養育費も支払わないと嘘をついていたところ、それが嘘であることが判明し、子どもが母と絶縁状態になった例もあります。子どもは絶対に嘘を見抜きます。

③自分の家での宿泊を提案してみる
ここは大変慎重に行って頂きたいのですが、小学生も高学年になれば自ら公共交通機関等を使用して移動することができるようになります。最近の子どもであれば携帯をもち、あなたとの連絡をとることも可能になっている子どももいらっしゃることでしょう。このような外部的環境が整ってきて、精神的にも自ら意思決定することができるようになってくるのが小学校高学年でしょう。そして、ここで注意して頂きたいのは子どもに同居親との生活について質問しないことです。子どもは大抵の場合同居親に気を遣って同居親の悪口は言いたくないものです。従なるべく学校での生活や、クラブ活動での生活等を聞きながら、あなたの家にいつでも遊びに泊まりに来ていいからねなどと提案してみてください。たとえ断られてもそれは同居親に気を遣っているだけなので、嫌な顔をみせずにいつでも来たくなったらおいでなどの言葉をかけてあげてください。決して母親との生活には触れないであげてください。いつ提案すべきについては当然一概には言えませんので慎重にあなたが時機をみて提案をしてみてください。そうしていつでも遊びたいときは遊べる関係になってあげているうちに、あなたの子どもは連れ去った親よりもあなたの方に愛着をもっていることでしょう。ここまでくれば同居親に捨てられてもあなたがいれば大丈夫と思うようになっているので子どもも自律して行動でき、同居親は自ら墓穴を掘っていきます。

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