労働関係

不当解雇の恐怖~「明日からもう来なくてもいいよ」~

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ひろゆき氏の発言

にちゃんねるの創設者で今はYOUTUBERでも有名なひろゆき氏が言っていた「明日からもう来なくていいよ」と言われたら儲けものというのは正しいのか。ここでは上記発言が解雇通知にあたるという前提で記載したい。

「明日からもう来なくていいよ」は危険

会社の従業員は労働基準法でその地位が厳格に守られており、よほどのことでもない限り基本的には解雇されることはない。また、解雇事由がある場合でも相当厳格な手続きを踏んで初めて解雇は有効となるのであり、いきなり「明日からもう来なくていいよ」などと従業員に発言し、それが解雇通知と認められた場合には不当解雇となるケースがほとんどであろうと思う。

その後、従業員が不当解雇であるとして訴えた場合、長い場合には上記発言から判決がでるまでに2年、3年かかる場合も多くある。そして、上記発言が不当解雇であると判断された場合には、会社側は➀従業員が復職する②上記発言から解決するまでの未払い賃金を支払う必要があるという不利益を被ることになる。金額にして数百万円~数千万円かかるケースが多くある。

罠に注意

厄介なことに現在ではわざとかかる不当解雇を引き出し、わざと裁判をして会社からをお金をとる従業員もいる。わざと遅刻をする、わざと業務報告をしない、わざと犯罪行為を行う、わざと従業員・顧客に迷惑をかけるなどされたら誰しもが一発で懲戒解雇処分にしたい気持ちにかられると思いますが大体のケースにおいて不当解雇になってしまうので、解雇をする前には事前に知り合いの弁護士に相談してください。

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