破産・債務整理

経営の危機にある夫婦へ~破産の勧め~

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突然発生したコロナ禍において、経営が苦しい方もいらっしゃると思う。私の依頼者の中にもコロナの影響で事業をたたまざるを得なくなった方もいらっしゃいますし、また、将来を悲観して亡くなられた方もいらっしゃいます。中には家族のために自らの生命保険金で借金を返済しようとする人もいらっしゃるでしょう。

このような方々に是非知っていただきたいことは日本には破産という素晴らしい制度があり、基本的には返せない借金は全てリセットできます。リセットになるのですから、その後の取り立ては違法となり、場合によっては刑事罰が課せられますので基本的には取り立てはなくなります。
また、破産と言うと夜逃げなどを想像される方もいらっしゃいますが、家族にも影響はありません。

では、会社が破産する場合を考えてみましょう。会社の代表者である夫が借金の保証人になっているケースが多いでしょうが、会社が破産した場合通常会社の借金は保証人である夫が返済する義務を負うことになりますが、当該夫が破産した場合は妻等の家族が保証人になっていない限り、そこで借金の負の連鎖は終わります。家族等へ取り立てを行う行為は違法行為です。もしそのような取り立てがあったら弁護士か警察に相談してください。

以上より、借金で苦しんでいる人が破産という手続きをとるべきことがおわかりいただけるでしょうか。取り立て等により命をすりへらしている方は破産により自らが救われますし、家族も救われます。また、従業員の給料につきましても、会社が破産する場合は一定程度補償される国の制度があります。破産という決断がとれないばかりに多くの人が苦しんでいます。皆様の周りにもこのような方がいらっしゃいましたら破産というやり直しのための素晴らしい制度があるとお伝えください。

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