私の場合
このページをご覧頂いている方の中には、遺言書を書こうか考えられている方が多いのではないでしょうか。私が遺言書を書こうと思ったきっかけは、このまま自分が死んだら自分の財産はどうなるかと考えたことでした。私の場合、結婚しておらず、かつ、父母とはあう関係にはないため、私が亡くなった場合、財産が父と母で二等分されることになってしまいます。それは私の意思とは相反すると考えた私は、自分の人生において大変感謝をしている友人数名に財産を分ける内容の遺言書を書きました。
遺言書作成の勧め
このページをご覧頂いている方の中には、遺言書の作成を検討されている方もいらっしゃるかと思いますが、私は遺言書の作成をお勧め致します。まず、遺言書を残す大きなメリットとしては死後に遺産をめぐる紛争を防止することができるということが挙げられます。皆様が思っているよりも遺産をめぐる紛争は発生します。
次に大きなメリットとして挙げられるのは、自らの今までの人生を振り返り感謝の気持ちをもつ貴重な機会となることです。私自身遺言書を書きながらこれまで私に関わっていただいた友人に感謝する大変良い機会となりました。感謝の念をもつとはよく言われますが、慌ただしく流れていく社会の中で感謝の念をもって行動することはなかなか難しいことじゃないでしょうか、遺言書を書いてから自分自身感謝が足りていなかったなと感じました。
以上の理由により、皆様も是非とも亡くなる前に遺言書を書かれることをお勧めいたします。
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